「ねこのて」で暮らす2匹の猫はどちらも保護猫です。
黒猫の太助は優しく穏やかな性格で、保護された時は少し年上の「タビちゃん」という地域猫の弟分として一緒に行動していました。まだ人間は少し怖いようで、常に一定の距離を置いた付き合いをしています。
白猫のゆきちゃんは野良猫として生まれてすぐに人間に保護され、あるご夫婦の元で暮らしていました。とても美しい猫で、人間の子どもと同じようにたくさんの愛情をもらって育ってきたようです。人懐っこく初対面の人にでも体を擦り寄せたり膝に乗ったり、人間に対して社交的ですが、他の猫は苦手です。
ただ、子猫時代に社会化の過程を経験していないためか、甘噛みの力加減が分からず、じゃれている中でつい本気で噛んでしまうことがあり、それが原因で前の飼い主さんはゆきちゃんを手放すことを決めました。長く葛藤し、さまざまに手を尽くしたうえでの苦渋の決断だったと想像します。「殺処分するしかないんじゃないか」というところまで精神的に追い込まれていたタイミングで岐阜で保護猫活動をしている方に繋がり、縁あって「ねこのて」で暮らすことになりました。
猫の友達が欲しい太助と、猫が苦手なゆきちゃん。時にはケンカをしながらも少しずつ距離を縮めて仲良く暮らしています。うちに来てくれて本当に感謝しています。
今、これを読んでいる方で、ペットを飼うことに困難を抱えている人がいれば是非お伝えしたいことがあります。
一般的に、誰にも頼らず、おひとり、または家族の中だけで問題を解決しようとすると、どうしても選択肢が狭まってしまい、極端な方向に傾きがちです。そんな時こそ、外部の人の助けを求めてください。
「これしかない」と最悪の選択肢を取る前に、誰かに相談してください。
ねこのて行政書士事務所では、ネコちゃんだけでなく飼い主さまの幸せにも繋げられるよう、何ができるか、どうやればできるか、その方法が本当にベストな選択肢かを一緒に考えます。ご相談者さまと一緒に悩み、一緒に喜ぶ。ねこのてが目指すのはそんな心が通う行政書士事務所です。
通常は初回以降のご相談は相談料を頂いておりますが、ペットに関するご相談は一切費用をいただいておりません。公式LINEからご登録いただければいつでも通話料無料でご相談いただけます。
おひとりで抱え込まず、一度ねこのてにお悩みをお寄せください。
2匹の猫の名前が当事務所のやるべき方向を示しています。
「助けにゆきます」